Sicilia-est -29-
2018/03/30
‐東シチリア周遊 8‐
『 シラクーサ ③ 』
久しぶりの旅日記は、
“パピルスの店”について。
前回紹介した、
‘アレトゥーザの泉’から、
Via Capodieci、カポディエーチ通りを
入るとすぐにある、
Galleria Bellemo
ガッレリア・ベッレーモさん。

店先から、
パピルスで作られた紙の作品がずらり。
ポストカードくらいのものから、
A4の大きさまで。
町の風景や、シチリアの名物など、
さまざまな絵が描かれています。

こちらが、パピルスの紙を作る道具。

使うのはパピルスの茎の部分。

作品の大きさに合わせ茎をカットし、
薄く削ぐそうです。これを2㍉くらいの細さにして、
縦に一面、横に一面、
これを2回繰り返し重ねます。

それを、この台の上にのせ、
大理石の丸い重石を
手前に奥にと往復させ、
水分を抜いていくんだそうです。
そして、自然乾燥して出来上がり。

人工糊を使っていない
天然のパピルスで作られた紙は、
くしゃくしゃにしても破けないそうです。
そして、寿命も長い。
古代エジプト時代に作られていた
パピルスの紙作りが、
ここシラクーザでも作られています。
印刷と違い、
手描きされたオリジナルの作品は、
どれもが素敵でした。

私達が選んだのは、
大きなタイプの町の風景と、
小さな木枠に入った、
オレンジにカッレットです。

次回もぜひ見てください!

も宜しく!
クッチーナのアラカルトメニューはこちらへどうぞ!

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