Calabria -23-
2019/09/16
『 フィウメフレッド・ブルーツィオ ‐2‐ 』
‐ アルベルゴ・ディフーゾの村 ‐

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小さな村、
フィウメフレッド・ブルーツィオ。
ここは、いくつもの宿が点在し、
村全体でお客様をもてなす、
「 アルベルゴ・ディフーゾ 」を
実践している村。
前回はこちら

アルベルゴ・ディフーゾとは。

訳して、
アルベルゴ=ホテル、
ディフーゾ=分散・拡散した。
“分散型ホテル”という意味を持つ。


つまり、過疎化し廃れていく
美しい村を再生させようと、
村全体で連携させ、
お客様をもてなそうという、
街づくり。
“村全体がおもてなし空間”。
広場がロビーなら、
通りは廊下、
そして、立ち並ぶ家々が客室。
村中の空き家をリノベーションし、
それぞれの建物の持ち主が、
独自のサービスでお客様を
おもてなしする。

私達は、
この村で、
そんな取り組みを始めた、
ラファエレさんがオーナーの
『 ボルゴディフィウメ 』にて、
1日、お世話になりました。
村の外れに車を停めて、
一緒に歩くのは、
エリさんと、
生まれも育ちもここという人達。
迷路のような細い路地裏。
昔のままの石畳。
まず、案内されたのが、
昔、貴族の館を丸ごと改築し、
この村のレセプションとなってる建物。
できるだけ当時の建材にこだわった改装は、
それは素晴らしい雰囲気。
あるものすべてが歴史を感じるものばかり。
こだわりすぎて、
時間も費用もかなりのもの、
と聞きましたが。。。
私達の泊まる部屋ではないけど、
ぜひにと、客室になってる上階へ。
階段から壁から昔のまま。
17世紀だとか、
とにかく、19世紀までのアンティーク家具を
リフォームして、
テーブルとなり、家具となり、
見てるだけでわくわくする空間が
ありました。

そして、屋上から見る景色に、
やっぱりここでもうっとりして。。。

さてさて、
私達が泊まったのは、ここ。
3階には、
村の住人が普通に生活している、
この建物の下で、
広い広いお部屋で、
のんびりしたのでありました。
それから、
ボルゴディフィウメには、
他にも店舗が。
それは、この路地の先、

‘エノリブロビッレリア’という、
BIOのクラフトビールと、
地元料理を軽く楽しめるお店と、

同じ建物の一角にある、“コン・ヴィヴィオ”。
レストランがあります。

次回は、
このレストランでの
料理教室の模様を
お伝えしたいと思います。
ぜひ、見てください‼‼‼

も宜しく。
クッチーナのアラカルトメニューはこちらへどうぞ!

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