Calabria -33-
2019/11/07
【 アルブレーシュ編 No.8 】
『 チヴィタ ‐5‐ 』
‐ 憧れのトリュフ狩り(を見学体験) ‐
✙アルブレーシュについてはこちらへ。
チヴィタの街から南へ、
山道を走る、
チヴィタ2日目の早朝です。前回は、こちら。
ここで出会ったのが、
ロベルトさん。
この日一日、
貴重な体験をさせていただきます。
連れてこられたのは、
さらに車で30分走らせた、
ポッリーノ国立公園内の
山のどこか。
山好きなカラブリア人が
たくさん訪れる国立公園。
いろんなコースがあり、
秋のシーズンは、
ポルチーニ茸採りや、
トリュフ狩りで、
週末は人がいっぱいなんだとか。
そうなんです。
私達は、
『 トリュフ狩り 』体験ツアーで、
やってきました。
実は、
この日は、
酪農家を訪問し、
羊のチーズ作り体験の予定でした。
が、暑い日が続き、
羊たちの体調が悪く、
乳が出ないということで、
急遽、オーガナイズしてくれていた、
ロベルトさんの案で、
『 トリュフ狩り 』に
一緒に同行させていただくことに
なりました。
スタートしたのが8時。
突然の出来事で、
山の寒さ対策のない私達に、
上着まで用意され、
準備万端で出発。
(いくら6月でも、
1800mあたりの山は、
寒いのです。)
ハイキングの楽しみは、
山の恵みとの出会い。
いろんな木の実や
あちこちに自生しているハーブなど、
教えてもらいながら、
摘まみながら、進みます。
いきなり、オーヴォリを採取。
もちろん、キノコ狩りをしながらの
山歩き。
と言っても、
私達は、全く見つけることが
出来ません。
「 ほら、ポルチーニよ!」と、
ロベルトさんの叔母さんマリアさんが、
年季の入った山歩きでキノコ探し。
彼女の経営する
B&Bのお客様にお出しすると、
キノコ狩りに精を出されていました。
さて、トリュフ狩りというと、
犬です。トリュフ犬。
今回、活躍したのが、
マッキアちゃん。
まだ、狩りを始めて浅い、
2歳の新米さん。
ロベルトさんに
「 Vai! Vai! (探しに行け行け)」と、
促されながら一生懸命、
土に鼻をくんくんさせ探しています。
そんなこんなで、
歩き出して2時間。
ロベルトさんおすすめの
場所に到着しました。
冷たい山の水が味わえる水道場。
ここで、朝食タイムです。
ロベルトさんお手製の
パンチェッタにパン(上)。
ナイフと共に渡され、
こうやって切るんだと教わりながら(右下)、
格別に美味しい朝食を
ご馳走になりました。
さぁ、引き返し、
トリュフ探しだぁと、
歩き出したところ、
ものの数分経たないうちに、
「 Tartufo〜! トリュフ〜!」。
小さいながらも、
トリュフを見つけた
マッキアちゃんなのでした。
実際、私達は、
狩りなんてことはしないものです。
犬も動かせない。
でも、なんとなくなこんな
ツアーを体験もできる、
エリさんコーディネート。
ぜひ、カラブリアに旅する際は、
こんな案もおすすめです。
さらには、
馬の放牧?!
こんな光景も見れます。
敏感なので、
音を立てないように、
遠くから眺めるだけですが、
それでも、こんな自由に、
山歩きをしている馬を見れるのは、
この辺りでは当たり前のようです。
本当に本当に楽しかった、
ハイキングでした。
羊のチーズ作りも
楽しみだったけど、
思いもかけない体験を
させていただきました!!!
この後もまた凄いことを。
ロベルトさんのあれを見に。
これまた、
貴重な体験をした模様を、
お伝えします。
次回も、
ぜひ、見てください‼‼‼
も宜しく。
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