2012/12/17
Il viaggio di UMBRIA ’12’-07-
2012年9月10日〜19日イタリアの旅の続きです、
ウンブリア州2日目の12日水曜日。
今日からレンタカーで移動。
ペルージャから、スポレートに移動します。
前回のお話は、こちら。
その前に、南下する途中、ウンブリアでも髄一のワイン処、
Montefarco モンテファルコに立ち寄りました。
「モンテファルコ」
オリーヴ畑とブドウ畑が、
中世の城壁、塔、「地上に降りた空の端」の門
(当地を故郷とする8聖人にちなんでこう呼んだ)
をやさしく取り巻いている町。
町に近づくと、
緩やかな丘陵地帯に、ブドウとオリーヴの畑が、
本当に一面、広がっていました。
モンテファルコに入ると、町の標識には、
‘Citta dei Vini チッタ・デイ・ヴィーニ’、‘Citta dell’Olio チッタ・デッローリオ’、
‘ワインの町’‘オリーヴオイルの町’と、確かに書かれているほど。
そして、チェントロ(中心地)に向かっていくと、
城壁が見えてきました。
いよいよ、モンテファルコに到着です。
昨日、電車から見えたあの丘にやってきました。
車を停めて、小さな町を囲む城壁に沿って、坂を上ると、
入り口の、Porta di federico Ⅱ ポルタ・ディ・フェデリコⅡ、
フェデリコ2世の門。
お城がそのまま残っているような綺麗な門が、
ウンブリアの中でも、本当に‘中世の雰囲気を残す町’と感じます。
心は、わくわく気分で、その門に入っていきました。
なかなか急な上り坂には、
お土産屋さんやワインショップ、リストランテなどが軒を連ねています。
でも、とっても静か。平日で観光客も少ないせい?
というより、きっと町の雰囲気でしょう。
町の中央に位置する広場まで歩きました。
ずっと昔から市民生活の中心であった、
円形のPiazza del comune ピアッツァ・デル・コムネ、コムーネ広場です。
写真には写ってないですが、
15世紀の柱廊が残っている市庁舎が建っています。
まわりは、リストランテや、八百屋さんがありました。
円形の広場というと、
ふと、トスカーナのルッカを思い出しましたが、
また違う雰囲気です。
ここからは、放射線状に路地がたくさん広がっていて、
1本の道に入ってみました。
城壁まで下り坂が続いていて、
石畳の家が続いていてとても素敵。
そして、窓際には色とりどりの花が咲いていて、
青空の下、ここを歩いているだけで、時間を忘れそうです。
最初に来た入り口とは、反対側の
城壁の外に出ました。
ここは、素晴らしいパノラマが広がっる絶景ポイントでした。
そして、少し歩いて、別の門からまた城壁の中へ。
ここからも、コムーネ広場に繋がっています。
あっという間に廻れる小さな町ですが、
小さな路地に入れば、いつまでも楽しめそう。
そして、穏やかな時間を過ごせる、素敵な町でした。
それから、
気になっていた、ワインショップに向かいました。
買い物のあと、そこで教えてもらったリストランテへ。
次は、とっても美味しかった昼時のお話をお届けします。
その前に、余談ですが、、、。
道すがら、車からすぐに見えるブドウの木。
もう直に収穫される、黒々とした実が、
たわわ、たわわとなっていて、思わず下車。
「 きっと、この黒々のしたブドウはサグランティーノやな。」
と、いつしか、車に戻ったオーナーの手には、
一房。もちろん、、、。
道に落ちていた枯れかかったブドウです。
サグランティーノという、ここでしかない(ペルージャ県)、
土着の品種があって、唯一、ブドウ名を使える、
DOCGのモンテファルコ・サウグランティーノという、
美味しいフルボディのワインが造られているんです。
では、旅の続きをお楽しみに!
クッチーナのアラカルトメニューもどうぞ!
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