2013/05/02
Borragine
今日も(?!)花便りお伝えします。
こちら。
小さくて可愛いいお花、
Borragine ボッラジネ。と言います。
‘ボリジ’‘スターフラワー’っと言ったら、
知ってる方もいらっしゃるかな?!
地中海沿岸に生息する、食べられるお花です。
昔は(古代ローマ時代)薬草として使われていたそう。
白や青、ピンクの花を咲かせ、
花は飾りやハーブとして、葉っぱは生のままでも、
ボイルしても、使えるそうです。
ワトム農園さんが、去年から始めた、
エディブルフラワー(食用花)の中の一つです。
昔行った、トレントのリストランテで、
お花畑のような料理の数々、ありました。
fiori di campo フィオーリ・ディ・カンポ、‘野原の花’とか、
メニュー書きされますけど、
イタリア語で‘食用花’のこと、
fiori commestibile、フィオーリ・コンメスティビレ、
と言うんですね。覚えときたいと思います。
さておき、
このボッラジネのお花を砂糖漬けにしてみました。
といっても、マダムが一人で作ったのですが。。。
これが中々、手間のかかる仕事でした。
花をそっと摘まんで、ガクから摘まみとります。
そして、一つ一つ、花びらに卵白を塗り、
グラニュー糖をまぶして、乾燥。
花を摘んだら、一気にしないといけないので、
そうそうたくさんは作れませんとのこと。
そういえば、この花を調べていて、知ったこと。
それは、‘パンソーティ’という、リコッタチーズと野菜や香草を詰める、
リグーリア州の伝統パスタ。
このボッラジネを入れるのが、古くから伝わるレシピです。
ワトム農園さんのこんな小さなお花のお陰で、
2つ勉強になりました。
来季も、カラフルにエディブルフラワー、
楽しみにしております!
詳しくは、クッチーナのアラカルトメニューをどうぞ!
Categories:
Tags:
Comments are closed