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’12 ウンブリア州の旅 -16- – Ristorante CUCINA

2013/05/07
Il viaggio di UMBRIA ’12 -16-

2012年ウンブリア州の旅の続き、スポレート2日目の夜。
前回のお話はこちら
私たちが泊まっていたホテルは、スポレートの東側。
そこから、すぐのリベルタ広場から、
細い路地を少し下りたところにある、
「 Ristorante Apollinare リストランテ・アポリナーレ 」
で、食事をしました。
トラットリアしかなかったスポレートに、
最初にできたリストランテだということです。
それも、‘伝統料理を斬新に見せる。当時では画期的。’と、
古い雑誌に書いてありました。
楽しみです。
stuzzuchino 付き出しです。
ピエモンテの‘トーマ’チーズが出てきました。
トリュフォナータ=トリュフのソースと一緒に。
寒かった1日、温かい一口目はほっとしました。
前菜に、
『 Patata croccante farcita di scamorza affumicata e tartufo 』
 燻製スカモルツァチーズを詰めた、
     パリパリのジャガイモ、トリュフ添え

ジャガイモ自体を工夫してパリパリなのかと思ったら、
そのまま丸1個のジャガイモの周りが、
パイ生地で包まれていて、パリパリ食感でした。
そこにチーズを詰めただけの、
とてもシンプルな料理なのに、とても美味しかったです。
『 Insalata misticanza alla Federico Ⅱ
   con frutta fresca e secca all’aceto di mele
e balsamico caramellato 』

フェデリコ2世風野草サラダ、
    フレッシュと乾燥のフルーツに、リンゴ酢とバルサミコ風味

なぜ、‘フェデリコ2世’風なのかわかりませんが、、、
しっかりとした野菜の味にフルーツの香り、甘み。
そして、オリーヴオイルにバルサミコ風味。
美味しかったです。
プリモから、『 Crema di fave secche con trancio di
trota salmonata e spinaci croccante 』

乾燥そら豆のクリームスープ、
     養殖マスとカリカリほうれん草添え

海のないここウンブリアですが、
トラジメーノ湖があり、川が流れ、
淡水魚は名物の一つ。
そして、そら豆も特産の一つです。
そら豆の風味に、マスの優しい味。
とても美味しく頂きました。
セコンドでは、『 Tagliate di tonno in crosta di pane alle erbe
con insalata di finocchi,pesche e basilico 』

マグロの香草パン粉焼き、
       フィノッキオ、桃とバジルのサラダ添え

海のないウンブリアで、マグロ料理です。
新鮮なマグロは、軽く火を通して中はレア状態。
まわりはパン粉の香ばしさが。
そして、薄くスライスされたフレッシュなフェンネルと、
あのネクタリンみたいな桃の美味しいサラダ。
『 Tagliata di manzo con verdure di stagione 』
牛肉のソテー、季節の野菜添え

お肉料理は、牛・鶏・豚・羊・鴨の5種類。
今、振り返って、アポリナーレのメニューを見てると、
まず、どこどこのとか、産地が書かれていない。
それに、
牛のタリアータ(切ること)、何々の野菜と。
鶏のメダリオーニ(丸めて薄切り)、何々の野菜と。
鴨の胸肉、何々風味。
と、いたってシンプルな書き方。
リストランテでは珍しいです。
そして、『 Dialogo di verdure (assortimento di verdure) 』
野菜の対話(野菜の品揃え)

直訳すると変なメニューですが、
パン粉焼きのズッキーニや茄子、トマトに、
ホウレン草、チコリ、ジャガイモ、フェンネルなどのソテー。
さすが、メイン料理のメニューだけあって、
具沢山の一皿でした。
最後に、『 Mousse al mascarpone con cuore liquido
al cioccolato e crumble al caffè 』

マスカルポーネのムースとコーヒ風味のクランブル、
                  チョコレートのソース

と、食後酒を頂きました。
町の灯りに、ちょっと不思議な青いネオンですが、
店内はとっても落ち着いた雰囲気。
貫禄のあるお店に見えたけど、
‘1991年創業’とHPに書いてありました。
クッチーナとおんなじです。。。
どんな斬新な一皿と思ってきましたが、
料理の見た目もシンプルなアポリナーレ。
でも、
味は全然、単純じゃなく(当たり前だけど)、
一口一口、じっくり味いながら、
ほっこりとできたお店でした。
右には、壁一面に大きな鏡。
夜とは違って、お昼はこんな明るい感じかな。
石造りの建物ってやっぱり素敵です。
とっても、いい思い出ができたスポレートの町でした。
明日から、オルヴィエートです。
また、たくさんのエピソードをお伝えします。
ぜひ、お楽しみに!!!

クッチーナのアラカルトメニューもどうぞ!

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