2013/07/27
Il viaggio di UMBRIA ’12 -19-
2ヶ月ぶりの旅話、
「 2012年9月10日〜18日のウンブリアの旅 」再開します。
懲りずにどうぞ、見てくださいね。
旅は、4日目の9月14日。
オルヴィエートにきています。
前回のお話はこちら。
昼食の後、街の観光を。
地図では、ちょうど真ん中の南側。
Piazza Duomo ドゥオモ広場に向かいます。
ここVia maitani マイターニ通りから、
見え始めた大聖堂の真正面です。
曇り空でも、ファサードが金色に光って見えて、
期待感が高まる瞬間でした。
イタリアを代表するゴシック建築、
オルヴィエートのDuomo 大聖堂です。
オルヴィエートに来たら、真っ先に見たかった大聖堂です。
豪華なファサードです。
一番上の「 マリアの戴冠 」をはじめ、
中央の「 マリアの被昇天 」、ほか、
モザイク画はかなりの迫力を感じます。
美しいバラ窓に、大理石の彫刻の数々。
マイターニという建築家によって、
浮き彫りに施された柱。
さっきの通りの名前は、この方だったんですね。
もともと教会が建っていたここに、
『ボルセーナの奇跡』を記念するために、
建設が始められたという1290年。
1263年頃の話、ボルセーナというオルヴィエートの近くの町で、ある教会のミサの最中に、パンからキリストの血が滴りはじめ、聖餐布を血に染め始めたという・・・。
この奇跡を聞いた、当時オルヴィエートに滞在していた教皇ウルバヌス4世の命で、この聖なる麻布はオルヴィエートに移され、この遺品を収めるべく大聖堂の建設が着手された。というのが『 ボルセーナの奇跡 』です。
ロマネスク様式で始まった建築は、
のちにゴシック様式と変わり、
300年もの月日がかかったそうです。
これだけでも、かなりの威厳を感じるファサードですが、
晴天の中だったら、、、モザイク画の金箔は、
どんなに光り輝いていることでしょう・・・。
さて、このドゥオーモ、2年前から拝観料が有料になったということで、
入り口で、7ユーロのチケットを買いました。
それは、18番のドゥオーモに、
20番の Museo dell’Opera del Duomo ドゥオーモ付属博物館と、
21番の Palazzo dei Papi パピィの館(?!)、込みの3ヶ所。
なんですが、
ドゥオーモから出た後は、雨がひどく、
他の建物の写真がなに一つ撮ってなくて、残念でした…。
更に、時間がもうなくなって、他の見どころを見逃してしまい、
オルヴィエートはここだけの観光になってしまいました。
でも、
夜の厳かな雰囲気も味わえたので、
十分です!
次は、オルヴィエート、夕食のお話を。
お楽しみに!!!
クッチーナのアラカルトメニューもどうぞ!
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