2014/06/13
La cucina Romana
ラツィオ州の郷土料理から、
今日はプリモのご紹介です。
まずは、パスタ・セッカ=乾燥パスタ、の料理。
まずは、ペンネ・アッラビアータ。
あの辛〜いトマトソースでお馴染みの料理、
実は、ローマの名物なのです。
アッラビアーレ=怒る、と意味のように、
本当に辛いソースが、
ペンネ=ペン、のような、
先の尖ったマカロニの中に絡み、
ペコリーノ・チーズの香りと共に、
口の中に広がっていく。
熱い! 辛い!
さぁ、ラツィオの白ワイン
‘フラスカティ’を一緒にどうぞ。
そして、もう一つ、Bucatini ブカティーニ。
中心に穴のあいたロングパスタ。
これは、
アマトリチアーナ=アマトリーチェ風と呼ばれる、
イタリアベーコン‘パンチェッタ’と、
玉ねぎのスライス入りの
少し辛みをきかせたトマトソースに、
たっぷりのペコリーノチーズをかけて。
ローマから120キロ離れた、アペニン山脈のアマトリーチェ村で生まれた、羊飼いの料理。
昔、夏になると、ローマの羊飼いがアマトリーチェ村へ大移動。その時、羊から取れる乳でチーズ(ペコリーノチーズ)を作り、地元の人が作った豚の加工品(パンチェッタなど)と物々交換。そこで生まれたのがこの料理なのだ。
初めてのローマで、
「 ローマに来たならこれ!」と、
知人に勧められたのが、まさしく、
ブカティーニのアマトリーチェ風。
スパゲッティとは一味違うパスタを、
ぜひ、お楽しみください!
次は、パスタ・フレスカ。
自家製のローマ名物パスタをご紹介します!
皆様のご来店を心より、お待ちしております。
クッチーナのアラカルトメニューもどうぞ!
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