2014/08/23
La cucina Puglia
プーリア州の郷土料理、
お米料理を一つ、ご紹介。
バーリ風ティエッラです。
お米・ムール貝・‘まほうのトマト’・
ジャガイモ・玉ねぎを重ねた、
オーブン焼き料理です。
トマトの甘さと、ムール貝の出汁を、
吸い込んだお米に、
玉ねぎのシャキシャキ感、
ジャガイモのホクホク感、
が合わさって、
口の中ではアッツアツ。
あっさりのようで具だくさん、
そして、ペコリーノチーズの風味がきいて、
食べ応えありの一皿です。
プーリア名物の‘ティエッラ　Tiella’。
もともとティエッラは、
“テラコッタのオーブン皿”のことで、
そのお皿に材料を重ねて、
オーブンで焼く料理のことを、
呼びます。
スペイン人がプーリアを占領していた
時代の名残りで、
パエリァが原点とも
書かれています。
今回は、
州都バーリの名物で、
お米や野菜、ムール貝入りのバーリ風。
そして、越前焼きのお皿で、
ご紹介しております。
お米やムール貝が入らないものもあります。
でもじゃがいもは必ず入るとか。
兎に角、オーブン焼きにすれば、
‘ティエッラ’料理になるっていうことで、
いろんな地方によって、家庭によって、
楽しめるプーリアの名物料理です。
２００３年プーリアの旅のマイ写真集から。プーリアの南東、レッチェの町、
ピクトンというリストランテで、
食べた思い出があります。
料理の写真は残念ながら、
ないのですが、
メモには、‘ティデッジャ’と
書かれていました。
ピクトンを検索したら、
‘Ｔａｊｅｄｄｈａ’で、
紹介されています。
(イタリアではＪをあまり使わないので、
タジェッダというより、タイエッダ…。)
ティエッラ、別名ティエッダとも、
いわれています。
どこかで、
‘Ｔａｉｅｄｄｈａ　タイエッダ’とも、
書かれていました。
これは、、、
またプーリアへ行って、
いろんな呼び名を確かめてみるしか
ありません!!!
次は、メイン料理をご紹介します。
お楽しみに！
皆様のご来店、お待ちしております!!!

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