Sicilia-est -25-
2018/02/05
‐東シチリア周遊 4‐
『 アグリツーリズモ 』
レイさんの東シチリア周遊の旅、
カターニアの次は、
エトナ山麓のアグリツーリズモで1泊。
前回はこちら。
アグリツーリズモ『 テヌータ・サン・ミケーレ 』。
ここは、海抜500m。
夕方5時ではまだ明るく、
遠くにイオニオ海を望める場所。
そして、西にエトナ山。
この日はあいにく、
6時ごろには、
雲がかかった山頂でした。
部屋を案内されたら、
早速、ワイナリーへ。『 カンティーナ・ムルゴー 』では、
エトナワインの代表的ブドウ、
‘ネレッロ・マスカレーズ’を主に、
カリカンテやカタラットなどを
栽培しています。
赤ワインの熟成には、
伝統的な栗の樹の樽を使うなど、
この地方の特徴を生かした、
ムルゴーのワイン作りを聞くことができました。
カンティーナを見学した後は、試飲タイム。
今日宿泊される、他のお客様も一緒に。
前菜は、ここで作られる野菜を使った料理が、
ずらりと並べられ、ビュッフェスタイルで。
後は、私達のグループのテーブルに、パスタ、
パスタ。
ムルゴーのスプマンテから、
白・赤とワインを合わせながら。
そして、
アグリツーリズモならではの、
野菜からオリーヴオイル、
サラミ、チーズ、ジャムなどと、
自家製の食材をたっくさんと、
夜と朝食にと、楽しめました。
ワイナリー併設のレストランは、
地元でも人気があるようです。
実は、5月26日の初夏の季節ですが、
この日は、夕方から曇り、
夜にはかなり冷え込んだ夜でした。
日本人には、テラス席での食事は、
とてもとても寒くて、
ちょっと大変だった思い出です。
が!
なんと翌朝には、晴天です!
エトナ山もごらんの通り、
くっきりと!
噴煙まで見えて、
エトナに近付けたこと、
実感が湧きました。
そうなんです。
シチリアでもやはり、
冬は寒くなりますが、
山は特に、こんな季節でも、
天気が変わりやすく、
寒暖の差が激しいのです。
それが、
エトナ山土壌で作られるブドウや野菜の
美味しくなる理由なのです。
いやぁ、しかし本当に寒かったんです。
フィーキ・ディンディアが実る、
シチリアはエトナ山の麓、
サン・ミケーレです。
次回は、美しきバロックの町へ。
お楽しみに!!!
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