La cucina Emiliana
2018/03/04
前菜でご紹介するのは、
プロッシュート・ディ・パルマ。
パルマ産生ハム。
ピアツェンツアからリミニにつながる
エミリア街道。
パルマの生ハムは、
パルマ市内から南、
ランギラーノと呼ばれる地域で
作られていますが、今回は、その中でも一番高い
標高400mにある、
カポポンテ村のカーザ・グランツィアーノ社の
16か月熟成生ハムをご用意しております。
このプロッシュート、
塩味が少なくとても優しい風味。
豚のもも肉に塩もみするには、
機械ではなく、手作業。
さらに、自然の風で熟成させるので、
とても柔らかくまろやかな美味しさです。
そして、生ハムと一緒にニョッコ・フリット、
熱々の揚げパンです。
熱いうちに生ハムをのせて
召し上がってみてください。
とろりと脂がとろけ、
なお一層美味しさが口に広がるでしょう。
2004年エミリア・ロマーニャ州の
旅日記から。
ボローニャのリストランテで、
ハムの盛り合わせを食べた時のこと。
その横には、クレッシェンティーネ。
同じ揚げパンですが、
ボローニャではこう呼ばれています。
ニョッコ・フリットは、モデナでの名前で、
パルマでは、トルタ・フリッタ。
このように、同じ食べ物でも、
街ごとに変わるという、
エミリアの特徴です。
また、皿に添えたバターも、
生ハムにつけて味わってみてください。
これがまろやかな風味に。
エミリアで、私達が感動した味わいです。
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