La cucina Emiliana
2018/05/12
今月、特集しているのは、
エミリア街道を、
ボローニャから北西につながる、
エミリア地方の郷土料理。
今回は、ロンバルディア州の州境に接する、
ピアツェンツァという町の
パスタ料理をご紹介。
“ピサレイ”。
小麦粉に、牛乳とパン粉を一緒に、
練り上げた、もちもち食感の
小さなパスタ。
ピサレイは、この地方の方言で、
`赤ん坊のおちんちん’という
可愛い意味があるそうです。
このピサレイを使った料理が、
こちら、『 ピサレイ・エ・ファゾ』。
‘ピサレイ=パスタ’と
‘ファゾ=豆’。
そのままの通り、使うのは豆。
豆は、
イタリア語でボルロッティという、
こんな模様をしたうずら豆。
この豆と、
パンチェッタ(豚バラの塩漬け)を
トマトソースで煮込んで、
パスタとあえます。
それは、隠し味に、
ラルド(豚の背脂)も入った、
コクのあるソース。
出来上がりのお皿の見た目は、
どれがどれかわかりませんが、
口に入れれば、
パスタ、パンチェッタ、豆の
それぞれの食感を楽しむことができるでしょう。
2004年11月6日。
ちょっと雨模様のピアツェンツァの町でした。
皆さまのご来店を心より、
お待ちしております!!!
も宜しく!
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