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● ‘18 カラブリア州の旅 −19− – Ristorante CUCINA

Calabria -19-
2019/07/22
‐ アルベルゴ ② ‐
“アルベルゴ”。
カラブリア州の素敵なホテルのご紹介。

*カラブリアについてはこちら
*旅のコーディネーター、エリさんについてはこちら

*旅の行程についてはこちら

カタンツァーロ県、
ノチェーラ・テリネーゼ。

前回のスクイラーチェのある、
イオニア海からティレニア海に向かって、
約1時間。

ティレニア海から5キロほど、
山の中に位置する街の
こんな場所にあるホテル、

『 agriturismo CALABRIALCUBO 』
カラブリアルクーボ
オーナー一族が所有する山に造られた
アグリツーリズモです。

去年の
“クレアトラヴェラー・サマー号”で、
エリさんコーディネート、
カラブリア特集に掲載されて
いたのがこのホテル。

石畳が続く入り口から。
右上に案内されたところが、

4部屋のみという、
かなりプライベート感たっぷりな客室ゾーン。

室内は清潔感たっぷり。
窓からの眺めも素敵で、
居心地のいいお部屋です。

入り口から左下からの、建物の全体像。
まさに山の一角にある自然たっぷりな風景。
そして、建物左に続く、
古い石畳作りの厨房。

その厨房の横が、
雑誌に載っていたあの岩の塊です。

このごつごつした迫力ある岩肌と
一体化したように建つ建物は、

もともと、
16世紀から続く製粉所だったとか。

歴史あるこの建物を改築し、
農業を勉強した若きオーナーが、
オープンさせた、
農業体験型ホテルです。

曇り空も消え、日差しが差し込む、
午後6時ごろ。
広い敷地の奥から眺める景色。
その敷地内を流れる小川。

そのほとりで咲く花や
ハーブ、

野菜や木の実たち。

所有する山で採れる、
オリーウや野菜・果物などを
加工し商品化する他、
なんと20種類もの
クラフトビールも作ってます。
これも楽しみの一つでした。
食前酒にまず2種類。

そして、陽が落ちた8時ごろ、
チェーナの始まり。

(左上)この日のおすすめ生のクラフトビール。
前菜
(左下)確かポーチドエッグに
    リコッタチーズのクリームと
    ポッリーノ産黒トリュフ
(右中上)七面鳥のタコス
     ハーブ風味のマヨネーズ
(右中下)マスのマリネ
       フルーツと酢漬けの野菜
(右下)乾燥熟成牛肉のタルタル
      玉ねぎのカラメルソース
パスタ
(中下)タリアテッレ、
    牛のラグービアンコソース。
(右上)トマトと燻製ナスのトルテッリ
    カチョカヴァッロチーズと
    ナスの粉末かけ

       

メイン
(左上)本日のおすすめ
    カラブリア産Tボーンステーキ
(シーラ山のポドリカ牛)
(右上)豚ロースのキウィとブドウのチャツネ添え
(右下)子ヤギのソテー
    パターテ・エ・ピピ
(左下)シッラ山のジャガイモ

 

デザート2品。
マリオッコ種の赤ワインと、
自家製食後酒と共に。

 
もちろん、自家製食材に、
‘キロメトロ・ゼロ’の食材。
それから、
カラブリア産プレシディオの特産を
ふんだんに使い、
地元に伝わる料理を
創作的に紹介されている
お料理たちです。
(タコス料理は、
 どうもスペイン人の奥様の影響のようです。)
そして、朝食。
普通のホテルと違うのが、
アグリツーリズモ。
フルーツ入り手作りマフィンに、
朝採れたてのイチジク。
これが美味しくて美味しくて。
大満足のカラブリアルクーボさんでした。
1泊だけでも、
ぜひにと連れてきてくれた、
エリさんです。
ちょっと奥深くイタリアを
旅してみたい。
そんな方におすすめ。
自然一杯の
カラブリア州を旅してみませんか?
まだまだ旅日記は続きます。
ぜひ、お付き合いください‼‼‼

も宜しく。
クッチーナのアラカルトメニューはこちらへどうぞ!

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