Calabria -l’ultimo episodio-
2019/12/05
『 シラ国立公園 』
‐ 最後の晩餐 ‐

*カラブリアについてはこちら
*旅の行程についてはこちら

カラブリアの旅の最終の町、
コセンツァ。
最終回は、
シラ山での最後の晩餐の
お話です。

前回は、こちら

コセンツァの町の
東側を占めるシラ高原。
シラの語源は、
ラテン語の“シルヴァ”が由来。
森に包まれた山を意味するんだとか。

北から南に、
シラ・グレカ、
シラ・グランデ、
シラ・ピッコラ、
と3つに区分されています。

私達が訪れたのは、
グレカとグランデの間、
チェチタ湖の近く。

車で40分の道のりです。

到着したのは,
辺りが真っ暗な8時半。
何も見えないところに、
ぽつんと建つレストラン。

お昼なら、近くの
美しい湖の散策も楽しめるという、
ここは、
ホテル・サン・ロレンツォの
レストラン、
『 ラ・タヴェルネッタ 』さんです。

エントランスから、
わくわく感満載。
地元でも‵特別な日’に
使うレストランとして、
大人気のようです。

店内はシンプルで、
黄色と赤と温かいイメージ。
結構大きなレストランですが、
とても気さくな雰囲気で、
居心地の良さを感じます。

さて、お料理は。基本、食材は、
シラ国立公園内で
採れるものばかりだとか。
この日も、
採れたてポルチーニ茸や
オーヴォリ茸を始めとするキノコ類、
シラの特産ジャガイモや、
野草をふんだんに使った料理を
楽しめました。

写真右下が、
オーナーの
ピエトロ・レッチェさん。
地産地消が当たり前ですが、
特産のポドリカ牛や
カラブリアの黒豚なども
ここで成育されているというから、
凄いです。

この日の前菜では、
店の跡継ぎの息子さんが、
日本での滞在経験をもとに、
日本的味付けを合わせた、
創作カラブリア料理を
楽しませてくださいました。

詳しくはエリさんのHP、
こちらでもぜひどうぞ。

カラブリアの旅、
最後の日の最後の晩餐。
よく食べ、よく飲みました。
店を後にしたのは、
12時を過ぎたころ。
約10日間のアテンドに、
トータル1470㌔の車の運転で
お疲れのエリさんですが、
最後まで、私達に
カラブリアの素晴らしい
魅力を伝えるべく、
ご尽力くださいました。


旅するまでは、
カラブリアといえば、
‵辛い料理’、‵赤玉ねぎ’、
‵ンドゥイヤ’などと、
簡単だったキーワードが、
ここで書ききれないくらいの
たくさんのことを知れました。
本当に、
“カラブリアって、奥深かった!!!”
です。

長い間、カラブリアの旅日記に
お付き合いくださり、
ありがとうございました。
今回は(も)、なかなか進まず、
1年以上もかけて、
アップしてしまいました。
しかし、カラブリアの情報は、
早々変わらないはずです。
町の様子が進化はしても、
歴史・文化はもちろん、
今回、ご紹介させていただいた、
お店や工房、ホテルは、
早々、変わらないはずです。
なので、
このブログで気になったところ、
ぜひ、チェックしてみてください。

*旅のコーディネーター、エリさんについてはこちら

また、
エリさんのサイトでは、
『 ブオン・ヴィアッジョ・カラブリア 』
と名付けられた、
小さな協賛割引システムが
始まっています。
詳しくはこちらもどうぞ。
ディープなイタリアの旅を
したい方、
ぜひぜひ、
エリさんのアテンドも、
このシステムも活用して、
カラブリアの旅を、
楽しんでみてください!
私達もいつでもご紹介させて
いただきます!

も宜しく。
クッチーナのアラカルトメニューはこちらへどうぞ!

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