2011/04/23
Il viaggio di trentino-alto・adige -18-
カナツェイ初めての夜。
ホテル&リストランテの
『 El Ciasel エル・チャセル 』
前回はこちら。
メニューを一通り見て、
皆んなで相談。
「 パスタこれにしようか?
それともこのソースがいいかな? 」
「 前菜はどうする? 」
「 それよりお肉食べたい! がつんと食べたい! 」
と、スプマンテとカンパリソーダで
食前酒を飲みながら。
決まりました!
「 今日は、このメニューで、
しっかりと体力をつけて、
明日のトレッキングに挑むぞ! 」
「 おぅ〜!!! 」
と、
わくわくしてる私たちの目の前に
運ばれたものはこちら。
『 Grigliata mista di carne e verdure (minimo x 2persone) 』
お肉のミックスグリルと野菜(2人前)
Manzo 牛、
Maiale 豚、
Salsiccia ソーセージ、
Agnello 羊、
の4種のお肉に、
トマト、ズッキーニ、色ピーマン、
玉ねぎが、どっか〜んと。
木製のお皿に、
どっか〜んと盛り合わせ。
2人が小さく見える・・・。
ピーマンが顔の半分の大きさ。甘い!
そして、パスタ。
『 Pappardelle al capriolo 』
パッパルデッレのノロジカラグーソース
燻製ハム、メダリオーネ(お肉料理)に続いて、
3度目のノロジカ料理です。
豪快にラグーが絡まっています。
パスタもソースも美味しい!
しっかりとした味、
だけど優しい味わい。
付け合わせに頼んでみました。
『 Funghi di bosco 』
森のキノコ
キノコのソテーかと思ったら、
煮込んでありました。
これは、ちょっと濃い味ですが、
ワインを合わせばちょうどいい。
ここでは、赤ワイン、
Marzemino マルツェミーノを。
ヴェネトやロンバルディア、
フリウリあたりでも作られるブドウ品種です。
Webでマルツェミーノを検索してみました。
そしたら、こんな話が。
モーツァルトが愛したワインとして知られているそうで、
歌劇の『 ドン・ジョヴァンニ 』の中で、主人公が、
「 Versa il vino! Eccellente Marzemino!
ヴェルサ・イル・ヴィーノ! エッチェレンテ・マルツェミーノ!
ワインを注げ!最高のマルツェミーノを! 」
と歌うシーンがあるそうです。
こんなエピソードのあるワインだったなんて。
面白い!
まだ観たことのない『 ドン・ジョヴァンニ 』。
ぜひ機会があったら、
チェックしてみてください。
さておき、
堪能しました。
マダムは後ろにのけぞっています。
「 Sono piena!」
お腹は超一杯です!
食べすぎた。
そんな時は動くに限ります。
この後、踊りを見て、
体を揺らしてまいります。
次回もお楽しみに。
詳しくは、クッチーナのアラカルトメニューをどうぞ!
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