Calabria -10-
2019/03/24
『 ピッツォ ① 』
-町の二大名物。その‘1’。-
研修2日目の午前。
そこは、前日、訪れていた
トロペアより北に位置する
ホテルから近い海の街。
前回はこちら。
海岸線に沿って細長く続くピッツォ。
ここにある有名なものを「味わいに」,
南に位置する旧市街地を
訪れました。
地図の‘修道院’と書かれた場所に建つ、
サン・フランチェスコ・ディ・
パオラ教会から、
サン・フランチェスコ通りを進み、
いつしか、
ジュゼッペ・ガリバルディと
名前が変わる通りを歩き、
ベルヴェデーレとは、展望台。
高台の旧市街地から、
素晴らしい景色が見下ろせます。
それは、
向こうのトロペア岬。
そして、
湾曲に広がる海岸線と
真っ青な海。
海に沿って続く住宅街の風景も
印象的でした。
正面に立つと、
そう大きなお城ではないけど、
かつてナポリ王を務めた
ジョアッキーノ・ミュラという方が、
ここに投獄され処刑されたというお城、
ということで、
さて、軽い観光が終わった後、
再び、展望台に戻り、
レプッブリカ広場を振り返ります。
ここには、たくさんの
バールが立ち並んでいますが、
私たちが立ち寄った、
バール・ジェラテリア「 エルコーレ 」の
ご紹介。
ここで、
ーピッツォの名物に出会う!ー
のでした。
それが、これ。『 タルトゥーフォ(トリュフ)』
と呼ばれる、ジェラートのこと。
上段がその定番の
トリュフのように丸い形の
ヘーゼルナッツ風味のアイスの中に、
ビターなチョコレートソースが入った、
正式には、
“ タルトゥーフォ・ディ・ピッツォ ”と
呼ばれる。トリュフアイスです。
下段がピスタチオをまぶしたもの。
かつて、ピエモンテを治めていた、
サヴォイヤ家の王様が、
ここピッツォにやってくるとなり、
地元の人達がおもてなしに
特別なデザートをと考え、
生まれたものだという歴史話です。
こんな‘トリュフチョコ’は、
見たことがある方多いはず。
今回の話は、そのジェラート版です。
さて、今や、
イタリアのあちこちで作られる、
タルトゥーフォのジェラートですが、
実は、ここピッツォ発祥と知られており、
元祖と言われているのです。
ということで、
エリさんがぜひにと、
連れてきてくれました。
朝から味わう、
濃厚なフォンダンチョコ。
また、ピスタチオ風味のも、
かなり美味でした!
次回もピッツォ。
ぜひ見てください‼‼‼
も宜しく。
クッチーナのアラカルトメニューはこちらへどうぞ!
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